5月もまもなく終わり。
軽井沢はまだ涼しいものの、都市部ではどんどん気温が上昇し夏へと近づいていますね💦
一般的に夏は、”夏バテ”という言葉で、不調が表されます
アーユルヴェーダ的には、夏はギラギラと太陽が照り付け、体中の水分が奪われると考えられています。
水分とは血液も含めた事を指しています。
血液の役割と言えば、体中に酸素や栄養素を運ぶ大事なものですよね。
良い血液で満たされる事で、細胞の修復が順調に行き、健康な筋肉や骨をも作っています☺
その血液(水分)が奪われ不足してしまうという事は・・・・・・
血液も当然濃縮状態のどろどろになり、血流も悪化、必要な細胞修復も遅れ、身体の組織がうまく作られにくくなってしまうという事💦
その結果、体力が低下し夏バテになっていく。と考えられています。
体の水分がなくなるという事は、乾燥しvataが増えていきます。
乾燥し、冷えやすく、気分もそわそわしやすく、体重が減ったり、などという症状も出やすくなります。
同時にpittaも増加しやすくなります。
太陽で体が火照りやすく、イライラしてしまったり、夜の寝つきが悪くなったり。
夏は体の水分が低下することで、消化力も弱まります。
そんな時に、暑いからと言って冷たい飲み物などで内臓を冷やすと、益々消化力が弱まってしまうのです。。。。
夏の食事は特に、消化が良くて、栄養があるものを食べる必要があります☺
温かい具沢山スープを敢えて夏に飲むことで、バランスが整いやすくなりますよ!!!
夏はスタミナをつけるために焼肉だ!BBQだ!うなぎだ!
と考える人もいますが、これは正解なようでNGだったりします。
消化力が弱まっている時に、消化力を益々必要とするような食事はあまりよくありません。
逆に胃腸に負担をかけてしまう事になります💦
特にお肉は、消化するのにものすごい体力(消化力)を必要とします。
ご飯(糖分)もそうですが、食べ過ぎると眠くなったり、身体が重くなったりしませんか??
あれは正に、食べたものを消化するために体力を使った証拠と言えます・・・
もちろん体が弱っていない元気な時にお肉を適度に食べる事は、活力になるでしょう!!!!
しかし、あまり食欲がない、消化力の落ちている時のお肉は控えるのがベスト☺
とは言え、夏は焼き肉が美味しい季節でもありますよね♡
お肉だけではないですが、いろいろな物が美味しく頂けるように、健やかで軽やかな体作りのヒントが、アーユルヴェーダにはあります☺